まず子どもたちが生まれて初めて学ぶ先生は、お父さんお母さんです。
お父さんお母さんを見て、真似をして、子どもは学んでいきます。
子どもの勉強は、真似をすることなのです。
お父さんお母さんは、真似をされてもいいようなお父さんお母さんになる必要があるのです。
何も知らない子どもは、まず親の背中を見て、真似をして、学びます。
食事の食べ方、挨拶の仕方、横断歩道の渡り方など、日常生活の基本的なことを学ぶのは、家庭環境からです。
「カエルの子はカエル」ということわざがあるように、子どもは親にそっくりになります。
親の行動、考え方、マナー、哲学など、毎日の家庭環境は、大きい影響を与えるところなのです。
子どもを自立させるために、まず親が自立の手本を見せればいいのです。
自立できた親から、子どもは「自立」を学びます。
真似をするのが上手な子どもは「自立」さえも真似をしてしまいます。
将来大人になって壁にぶち当たったときでも、自立した親の姿を思い出すと、頑張れるのです。