「ありがとう」が言えない人は、社会に出てから苦労します。
いえ、社会どころか、人生に苦労することになります。
子どもができるだけ早くに身につけるべき習慣は、お世話になれば「ありがとう」と感謝する習慣です。
ありがとうと感謝する習慣が身についてさえいれば、人との関係の潤滑油になり、いざこざも減ります。
「ありがとう」の習慣がない人は、人間関係もうまくいかず、助けてくれる人が少なくなり、人生において苦労することになります。
想像するだけでも容易に理解できます。
「ありがとう」と決して口にしない人と、誰が仲良くなれるでしょうか。
いくら親切にしても感謝をせず、お世話をしても喜んでくれない人とは、もうそれ以上関係を続けたくなくなります。
「ありがとう」という言葉は、心をつなぐ一言です。
この感謝の一言を言える習慣が身についているかどうかで、人生は極端に変わってくるのです。
子どもには「ありがとう」という習慣を一番に身につけてもらいましょう。
またそのためには、親であるあなたが日頃から「ありがとうございます」という言葉が口癖であることです。
「ありがとう」だけは言いすぎて困ることはありません。
この文章を読んでいるあなたが「それは当たり前のことだ」と思っていれば、合格です。
感謝の大切さを忘れがちになっていた人がいれば、いま一度自分を振り返り、今からでも習慣付けていきましょう。