一言で「別れ話」とはいえ、大きく2つのタイプがあります。
「衝動的に切り出した別れ話」と「決意を固めて切り出した別れ話」です。
同じ別れ話でも、それぞれ引き止める難易度やシチュエーションが異なります。
引き止める対策の1つとして、あらかじめ把握しておきましょう。
前々から交際に不満があって別れを考えていても、なかなか切り出せないことがあります。
別れるほどでもなかったり、様子見をしていたりなど、理由はさまざまです。
ところがあることがきっかけで今までため込んだ不満が爆発して、一気に別れ話に発展することがあります。
衝動的に切り出した別れ話は「急に別れ話が始まる」「相手が感情的になっている」などの特徴があります。
相手の怒りが頂点に達しているため、具体的に別れ話を進めるより、まず落ち着いてもらうのが先決です。
相手の興奮が落ち着けば、引き止められる可能性があります。
衝動的に切り出した別れ話より引き止めるのが難しいのは、決意を固めて切り出した別れ話です。
このタイプの別れ話は「相手が落ち着いている」「話し合う日時や場所を指定される」などの特徴があります。
前もって話し合う日時や場所を指定する様子から、計画的であり、すでに決意も固まっていることが読み取れます。
話し方も論理的で淡々としています。
すでに裏では別れの準備が進んでいる可能性もあります。
相手の決意が固まっているため、引き止めるのが難しく、長期戦になる覚悟が必要です。
ただし、引き止めるのが不可能とは限りません。
真剣に愛していることを伝えたり、反省や改善を約束したりします。
長期戦になる可能性はありますが、時間をかけて誠実なアプローチを続ければ、引き止められる可能性はあるでしょう。