恋愛をするなら、まず理解しておきたいことがあります。
男性と女性は、別々の生き物であることです。
男性も女性も、どちらも同じ人間ではありますが、実際はいくつもの違いがあります。
相手に言いたいことがあれば、思っているだけでは伝わりません。
「言わなくてもわかるだろう」と思うかもしれませんが、ここが注意です。
たしかに思わせぶりの発言や態度があれば、鋭い人なら、すぐ気づいてくれるでしょう。
「相手が心を開いて話してくれない」
「話をしても堅苦しい。なかなか打ち解けた雰囲気になれない」
そう思ったら、まず振り返ってほしいことがあります。
好きな人との会話では、できるだけ否定の返事を避けましょう。
「もうすぐ夏だね」と言ったとき「夏なんて大嫌い」と否定されると、雰囲気が台無しです。
「夜空の星がきれいだね」と言ったとき「別に普通だよ」と返されると、後に続く言葉がありません。
恋愛に疲れる原因は、頑張ってしまうことです。
頑張れば、疲れるのも当然です。
頑張ると、表情が怖くなります。
恋愛は「待ちの姿勢」になるから怖くなるのです。
メールが来るのを待つ。
話しかけられるのを待つ。
寝る前にしておきたいことがあります。
今度好きな人と会ったとき話すネタを考えることです。
「今度会ったときはこんな話をしたいな。どんなネタなら楽しんでくれるかな」
友人と話をするとき、自分の体の向きを思い出してください。
体をきちんと相手に向けているでしょうか。
「もちろん体を向けている。まったく問題ない」
好きな人との会話は、普通に聞くだけでは不十分です。
ふんふんうなずいて聞くのもいいのですが、どこか形式的で、深みがない。
「話さえ聞けばいい」という考えでは、なかなか話が続かず、話題も広がっていきません。
あなたの魅力は何ですか。
自分の魅力だと思う部分は何か、一度考えてみてください。
外見でも内面でも、何でもかまいません。
相手に聞きたいことがあって、質問する状況があります。
わからないから質問する。
ところが、質問というより説教になっている状況があります。
恋がうまくいかない原因の大半は、いつの時代も同じです。
スマートを求めすぎていることです。
きっとあなたは「スマートに接しないと、相手の心は動かせない」と考えているのでしょう。
恋愛では、何かを犠牲にしなければいけないときがあります。
まず一概に「恋愛で犠牲があるのは悪い」とは言い切れません。
むしろ恋愛のほとんどは、大なり小なり、何か犠牲があって普通です。
普段から香水をつけている人も多いでしょう。
香水は、恋愛にも効果的です。
ほのかに香る香水は、あなたの魅力の一部になり、相手を魅了させる効果があります。
「私の恋愛は苦労ばかり。不幸な恋愛なのだろうか」
恋愛で苦労が多いと、ネガティブなことを考えるかもしれません。
苦労ばかりがやってくると、誰かが邪魔しているように感じます。
恋愛をうまく進めたければ、雰囲気を暗くさせる発言は御法度です。
自分では正直な意見であっても、雰囲気を暗くさせる言葉なら、控えたほうが賢明です。
「正直に言えないのはつらい」と思うかもしれませんが、正直すぎるのも考えものなのです。
好きな人を狙っている人は、ほかにいることもあるでしょう。
いわゆる、恋のライバルです。
しかも、ライバルが1人だけならまだしも、複数人いることも珍しくありません。
「好きな人といるとき、沈黙になるのが怖い」
もしそう思っているなら、残念ながら、相手とは本当に打ち解けていないといえます。
本当に親しい人との関係なら、普通は沈黙になっても平気です。
恋愛を思いどおりに進めたいところですが、実際は難しいのが現実です。
伝えたい気持ちがあっても、うまく言葉で言い表せず、どもってしまった。
メールをしても、返事がなかなか返ってこない。
自分の嫌いなことをがつがつ言いすぎないことです。
適度の範囲ならいいのです。
たとえば、嫌いな食べ物を聞かれたとき「グリーンピースが苦手」という程度の会話なら大丈夫です。
「好きな人であるにもかかわらず、会うときに苦痛を感じる」
そんな感覚を得るようになれば、恋愛の赤信号かもしれません。
「恥ずかしくて苦しい」「緊張して落ち着かない」などはいいのです。
いくら恋人関係とはいえ、会うのがおっくうになることがあります。
たとえば、試験勉強中です。
重要な試験が間近に迫り、勉強の追い込みをかける時期は、恋人に会うのがおっくうになります。
好きな人となら、いつも一緒にいたいと思いますが、そうとは限りません。
お付き合いでは、会うのを控えたほうがいい場面もあります。
会うのを控えるべき場面の1つが「何かに集中しているとき」です。
「私だけを愛して」
このセリフに心当たりがある人は、要注意です。
付き合っていれば、恋人のすべてを独占したいと思うでしょう。
恋愛で失敗すると、自分はどうなるのか。
それは、やはり実際に失敗してみないとわかりません。
振るにせよ、振られるにせよ、やはりつらい出来事になるでしょう。
恋に理屈は不要です。
理屈のある恋は、本当の恋ではないとも言えます。
物事には「理由」があるのが普通と思われますが、恋は少し違います。
「だんだんおしゃれに興味がなくなってきた」
そんな瞬間があれば、要注意です。
おしゃれに興味がなくなるだけの話に思えますが、そう単純な問題ではありません。
相手とささいなことで喧嘩をすることもあるでしょう。
たとえば、お互いの考え方の違いから感情的になり、口論になる場合です。
時には相手の偉そうな言葉遣いに腹が立ち、揉めることがあるでしょう。
好きな人であっても、小さなことがきっかけで嫌いになってしまうことがあります。
頑張って気持ちを伝えているのに、相手は無反応。
一生懸命おしゃれをしているのに、相手は気づいてくれない。
好きな人がいるからとはいえ、告白するのが正しいとは限りません。
恋愛対象としては諦め、友人としての付き合い方もあります。
告白は、お互いにとってインパクトがあります。