重要事項の話し合いのときは、事務的な対応を心がけましょう。
たとえば、金銭・名義・所有に関する話です。
なれなれしい雰囲気では、余計な甘えや遠慮が出てしまいがちです。
だらだらしたりなれ合ったりする雰囲気では、突き詰めた話し合いがしにくくなります。
金銭・名義・所有の話は、財産に関係した重要なテーマ。
曖昧にすることはできません。
個人的な感情が強すぎると、正確な判断や決断にも悪影響。
財産に関係することは、恋人関係であっても余計な感情を交えず、形式的に対応しなければなりません。
そのため重要事項については、あえて事務的な対応を心がけておくのが賢明です。
YESなのか、NOなのか。
できるのか、できないのか。
誰なのか、何なのか、いつなのか、どこなのか、いくらなのか。
堅苦しさにはネガティブなイメージを持たれがちですが、時と場合によっては必要です。
事務的な対応のほうが、言いにくいことでも言いやすくなったり、細かい話をしやすくなったりします。
込み入った話でもスムーズに進めやすくなるため、重要事項を話すときは効果的です。