むかむかしても、耐えなければいけないときがあります。
いらいらしても、我慢しなければいけないときもあります。
しかし、どんなに腹が立っても、逆上だけはいけません。
怒鳴ったり物を壊したり暴力を振るったりするのは最悪の結果です。
後から悔やむのは間違いありません。
いったん逆上すると、修復できない傷になる可能性があります。
人に逆上すれば、絶交しなければいけないかもしれません。
上司に逆上すれば、会社を辞めないといけないかもしれません。
パートナーに逆上すれば、離婚しなければいけなくなるかもしれません。
たった1回の逆上で、人生をダメにしてしまう可能性もゼロではありません。
気分を害したときは、自分に対する挑戦だと考えるのです。
腹が立っても、歯を食いしばって我慢しましょう。
「どれだけ我慢できるか」という精神力を試す挑戦です。
重いダンベルを使って、筋トレをしているようなものです。
精神的に負荷があるから、精神力を鍛えられます。
「ここで我慢できれば、精神力がレベルアップする」
我慢を乗り越えたとき、人としての魂が磨かれます。
自分の精神力を鍛えている最中だと思えば、つらい我慢にも意義を見いだせるでしょう。
人前での逆上だけは避けること。
むかむかしても、いらいらしても、感情をしっかりコントロールできるようになることです。