転職動機は、成功と失敗を分ける指標の1つ。
転職活動の成否は、動機で大半が決まると言っても過言ではありません。
転職に失敗する人は、転職動機がネガティブです。
「労働条件に不満がある」
「仕事がつらいので辞めたい」
「複雑な人間関係が嫌になった」
「不安定な将来に不満がある」
もちろん違法な労働環境・悪質な嫌がらせ・倒産など、仕方ない事情もあるでしょう。
しかし、そうした仕方ない事情を除けば、ネガティブな転職動機は、あまりよい結果を生みません。
将来に対する明確なポリシーが感じられず、現場から逃げるような転職になります。
これでは転職できたとしても、本人の心がけが変わっていないため、転職先の企業で同じトラブルが発生するでしょう。
そして、再び転職という悪循環に陥るのです。
転職に成功する人は、転職動機がポジティブです。
「もっと人と社会に役立ちたい」
「もっと自分の能力を高めたい。スキルを磨きたい」
「転職の目的はステップアップ。もっと難易度の高い仕事に挑戦して、自分を高めたい」
やりがい・成長・向上心が感じられる動機です。
心がけが前向きで、奉仕の精神が強く、ポジティブなのです。
ポジティブな転職動機なら、しっかり地に足がついているため、転職先でもうまくやっていけるでしょう。
転職動機は、面接で必ず質問されます。
転職動機がポジティブであるほうが、面接官も説得しやすくなります。