転職に失敗する人は、転職活動の期間が長期にわたるのが特徴です。
もちろん仕事をしながら転職活動をするわけですから、ある程度の時間がかかるのは仕方ありません。
長い時間をかけたほうが、じっくり企業研究ができるでしょう。
現職の仕事は最優先ですから、繁忙期が重なると、思うように進まない現実があるのもたしかです。
事情があって、仕方なく長期になるならいいのです。
しかし、転職に失敗する人は、事情がないにもかかわらずだらだらして、長期に及ぶ特徴があります。
転職活動をだらだら長期で進めると、うまくいかない可能性が高くなります。
転職するには、高いモチベーションが必要です。
時間が経つにつれて、気持ちが冷めがちです。
どんどんモチベーションが下がり、ついには「今のままでいいのではないか」と思い始めるようになる。
転職活動をする話が、いつの間にか消えてしまうのです。
一方、転職に成功する人は、きびきび短期で進めます。
新しい行動をするときには、大きなパワーが必要です。
転職の計画は時間をかけて慎重に練りますが、ひとたび計画が完成すれば、後の行動は大胆。
猛烈な勢いで行動に移します。
一度勝負に出たなら、むやみに長引かせるのは得策ではありません。
短期集中・短期決戦のほうが確実です。
短期のほうが、限りある資金や体力を集中させやすくなるため、強いパワーを発揮しやすくなります。
結果を出しやすくなるのです。