少子高齢社会は、国の代表的な問題の1つ。
志望業界にかかわらず、どんな企業でも、質問される可能性があります。
たとえば「少子高齢社会に向かっていますが、どう思いますか」という質問です。
テレビや新聞でよく見聞きするニュースだからこそ、ニュースに対する姿勢が表れやすい質問です。
ただニュースを眺めているだけでなく、私たちすべてに関係する問題として真剣に考えていることをアピールしましょう。
まず注意点です。
無関心な表現は避けるのが賢明です。
「どうしようもない」「仕方ない」「特に興味がない」などの表現では、前向きな姿勢が伝わりません。
「具体的な答えから逃げた」と思われ、ネガティブな印象を与えます。
普段からニュースを確認して、少子高齢化社会についての知識と理解を深めておくことが大切です。
では、どう答えればいいのか。
知っている範囲でかまわないので、具体的なデータや事例などを示しながら、説明しましょう。
「20xx年には、社会保障の負担率が○○パーセントになるとされているようです」
「20xx年には、65歳以上の人口が○○パーセントまで跳ね上がるとされています」
数字を含めた説明ができれば、普段から、意識をしながらニュースを確認していることがわかります。
自分に関わる問題として、関心を示す話し方をしましょう。
最後は、自分にできることで締めくくります。
「微力ではありますが、私としては、しっかり仕事をすることで社会の活性化に貢献したい」
人ごとと思わず、自分ができることもアピールすれば、余韻のよい締めくくり方ができます。