前に進むと、必ず何かが起こります。
石につまずくかもしれません。
壁にぶち当たるかもしれません。
その結果、多少のけがを負うこともあるでしょう。
「問題があるのはよくない」と思うかもしれませんが、それでいいのです。
もし前に進んでいなければ、どうなるでしょうか。
じっとしている状態では、石につまずくこともなければ、壁にぶつかることもありません。
安全ではないかと思いますが、実は危険なのです。
現状維持とは、悪循環の入り口です。
じっとしているだけでは、足腰はどんどん弱り、体力が衰えるでしょう。
すると、歩こうと思っても歩けなくなるのです。
次々と問題が起こっているのは、実は喜ばしいことです。
前に進んでいる証拠だからです。
その調子で、どんどん前に進んでいきましょう。
何か新しいことを始めると、何らかの問題が発生するものです。
多少の問題は、精神力や勇気を鍛える機会であると考えましょう。
今、あなたが抱えている問題は、心と体を鍛えるダンベルです。
適度な負荷があるからこそ鍛えられ、強くなれます。
そういう考え方でさまざまなことに挑戦すれば、困難があっても、前向きな気持ちで道を切り開けます。