就職活動で大切なのは、期待です。
「この企業に就職したい」
「どうしてもここで働きたい」
そうした強い期待を持って、履歴書を書いたり、面接を受けたりすることが大切です。
期待するから、熱意や意気込みも強くなるのです。
しかし、期待するのはいいのですが、過剰な期待には注意が必要です。
過剰に期待していると、不採用になったときの挫折感が強くなります。
「必ず採用される」と過信していた企業で不採用が決まると、ショックが強く、ひどく落ち込むでしょう。
落ち込みがひどい分、立ち直るにも時間がかかるはずです。
やる気や自信を失うなどの後遺症が続き、就職活動に支障が出るのです。
就職活動は、長期戦です。
不採用が1つ決まったくらいでひどく落ち込んでいては、長期戦が持たなくなります。
就職活動では、期待しつつも、過剰な期待は避けることです。
もし不採用になったとしても、落ち込みを防止するイメージです。
矛盾しているような考えですが、心のバランスを保つために大切なことです。
「全力で立ち向かおう。もしダメなら、次に切り替えよう」
本気を出しつつも、心のどこかでは、万が一に備えておくことです。
そのくらいの心持ちでいいのです。