面接中、自分が希望する労働環境ではないとわかることがあります。
「社屋が想像と異なり、入社したい気持ちがなくなった」
「面接官の対応の悪さに、辞退したい気持ちが強くなった」
面接が終わった後、面接官の顔を思い出せますか。
どのくらい細かく思い出せるでしょうか。
思い出せなければ、面接官の顔をきちんと見ていなかった証拠です。
面接が終わると、緊張から解放された反動で油断しがちです。
もう言葉遣いや態度を見られる心配はないと思いますが、実際はわかりません。
面接が終わった後でも、どこで社員が見ているかわかりません。
面接を受けるにつれて、面接に対する意識が弱くなりがちです。
面接対策や意気込みが、だんだん弱くなってくる。
いわば、流れ作業のような状態になるのです。
面接が終わってからも、面接中の失言にこだわることがあります。
「言いすぎてしまった」
「なぜ、あんなことを言ってしまったのだろう」
面接の後、言い忘れたことを思い出すときがあります。
面接中にすべて伝えることができれば理想ですが、人間ですから言い忘れることもあるでしょう。
ささいな内容なら「あえて伝えない」という選択もありますが、どうしても伝えたい内容もあるはずです。
面接が終わった後、面接官から食事に誘われることがあります。
「そんなことがあるのか」と思いますが、可能性はゼロではありません。
大企業ではまれですが、小規模の企業では珍しくありません。
面接が終わった後は、気力・体力・精神力を使い切っているでしょう。
人生を左右する面接では、面接時間は短くても、多くのエネルギーを消耗します。
これまで練習したすべてを発揮する気持ちと、自分をすべて出し切る受け答えを意識するはずです。
「面接に失敗してしまった」
そう思った面接は「不採用」という結果が自分でもわかるほどです。
緊張して態度が不自然になったり、うまく話せなかったりなどがあれば、悔しい気持ちになるでしょう。
面接を受けて、終わりにしていませんか。
面接が終われば、その日のうちに、面接で聞かれた質問をまとめましょう。
反省が必要です。
面接が終わっても、基本的にフィードバックはありません。
どこがよくて、どこが悪かったのか。
基本的に面接の詳しい評価は、応募者に連絡されることはないのです。
面接が終われば、当日中に反省会を開きましょう。
受験の模試を受ければ、当日中の反省が鉄則であるように、面接を受ければ、やはり当日中の反省が鉄則です。
1人で反省会を開き、自分の良かったところ・悪かったところを洗い出します。
面接が終われば、結果が来るまで待ちます。
結果の連絡は、電話・メール・郵送などです。
いつ結果が出るのかは、企業によってまちまちです。
あってはならないことですが、違法な面接を行う企業が一部存在します。
病気や障害などを理由に、面接を断られた。
結婚や出産などを理由に、就職を断られた。
面接が終われば、お礼状を出すのが基本です。
お礼は、簡潔にまとめた内容で十分です。
メール・手紙・電話など、自分に合った方法でお礼を伝えましょう。
面接が終われば、お礼をしましょう。
「そこまでする必要はないのではないか」と思う人もいるかもしれませんね。
実際のところ、面接後のお礼をする人は少数です。
お礼の言葉に、もう一言加えませんか。
お礼と言えば「ありがとうございました」「感謝しています」「とても役立ちました」などの言葉が一般的ですね。
間違ってはいませんが、さらに工夫を加えると、より印象的な内容に仕上げることができます。
期日までに、企業から選考結果の連絡がない場合があります。
このとき、どうすればいいのか。
次の2つの場合が考えられます。
選考の結果がわかる時期は、一概には言えません。
企業によって内部事情が異なるため、選考結果がわかる時期はさまざまです。
早い場合は、当日にわかることもあれば、遅い場合は、1カ月後にわかることもあります。
選考が順調に進む途中で、入社の意思がなくなる場合があります。
たとえば、1次面接を通過した後、その企業への入社をやめたくなる場合です。
あることがきっかけで、企業に魅力を感じなくなったり進路変更をすることになったりなど、理由はさまざまです。
意外に早く、内定が決定する場合があります。
書類選考もない。
筆記試験もない。
内定通知は、必ずしも書面で届くとは限りません。
企業によっては、口頭のみで内定の通知を行うことがあります。
たとえば、面接で内定を口頭で言われたり、電話で連絡されたりなどです。
内定は、口頭で連絡されることがあります。
書面による通知だけでなく、口頭による通知も、法律上は契約が成立します。
場合によっては、面接中に口頭で内定が言い渡される場合もあるのです。
面接直後に、不採用の結果がわかることがあります。
面接を受けた数時間後に、不採用のメールが届いた。
さらに早い場合は、面接中に「あなたは不採用」と言われる場合です。
まず返信は、必須ではありません。
不採用のメールを受け取った時点で、メールのやり取りは完結していると考えていいでしょう。
ただし、礼儀として返信することは好まれます。
「総合職で不採用になったが、入社を諦めきれない」
そんなときに頭をよぎるのが、一般職です。
「総合職が無理なら、一般職でもいいから入社したい」と思う人もいるかもしれませんね。
面接後、企業から面接結果の通知が届きます。
どきどきしながら内容を確認すると、残念ながら、次のような文言が書かれていました。
「選考の結果、今回は見送らせていただきます」
不採用になると、やはり落ち込みます。
中には、怒りや憎しみを感じて、不採用になった企業の悪口を言いたくなるかもしれません。
家族や友人に愚痴を言って、ストレス発散をしたくなるでしょう。
優良企業と思って応募したものの、面接でイメージが悪くなる場合があります。
よくあるのが、面接官の印象の悪さです。
暗い雰囲気。
面接を受けてから、選考結果の連絡がなかなか来ない。
そんな状況があります。
連絡が遅いと、不安が強くなるものですが、必ずしも悪い状況であるとは限りません。