執筆者:水口貴博

就職活動の30の裏事情

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年齢条件で、よくある見間違い。

年齢条件で、よくある見間違い。 | 就職活動の30の裏事情

求人広告の中では、年齢条件がよく見られます。

「25歳程度まで」「20歳から35歳まで」などです。

この年齢条件で、よくある見間違いがあります。

注意して見てほしいのが、年齢条件の詳細です。

たとえば「30歳まで」と「30歳程度まで」の年齢条件があるとします。

「30歳まで」と「30歳程度まで」とでは、似ているように思えますが、意味が違います。

「30歳まで」は、30歳で明確に区切っていますが「30歳程度まで」は、目安にした区切り方です。

「30歳程度まで」とある場合、2~3歳くらい外れていても、許容範囲と考えていいでしょう。

場合によっては、5歳くらい離れていても、認められる場合もあります。

この違いに気づいていないと「自分は対象外」と思い込み、いつの間にか就職の機会を逃している場合があります。

年齢条件に「程度」がつく場合、採用担当者を説得すれば、許容してくれる可能性があります。

もちろん厳密に年齢条件を提示している場合でも、本当に就職したければ、問い合わせる勇気も必要です。

年齢条件に合わなくても、熱意と意欲にあふれる応募者なら、特別に許容してくれるかもしれません。

就職活動の裏事情(16)
  • 年齢条件の微妙な違いを、確認する。
有利になる通勤時間。
不利になる通勤時間。

就職活動の30の裏事情

  1. なぜ企業は、新卒を好むのか。
  2. 求人広告で見かける「女性歓迎」の意味とは。
  3. 文系と理系。
    どちらが就職に有利か。
  4. 独身者と既婚者。
    就職に有利なのはどちらか。
  5. 入社日が「応相談」である意図とは。
  6. 企業は小論文を通して、何を見ようとしているのか。
  7. 締め切りのない求人の意味とは。
  8. なぜ「面接は複数回」という曖昧な表記があるのか。
  9. なぜ「3年間は働きなさい」と言われるのか。
  10. 企業からの電話は、非通知でかかってくることもある。
  11. なぜ企業は、非通知で電話をかけてくることがあるのか。
  12. 筆記試験で評価されるのは、点数だけとは限らない。
  13. 筆記試験が悪ければ、確実に選考で落とされるのか。
  14. なぜ文系が入社して最初の仕事は、営業なのか。
  15. 大学名で判断されることを、不公平と考えない。
  16. 年齢条件で、よくある見間違い。
  17. 有利になる通勤時間。
    不利になる通勤時間。
  18. 求人がなくなったから、募集もしていないとは限らない。
  19. 採用担当者も、実は就職雑誌を読んでいる。
  20. 就職活動で、推薦状を使うときのデメリット。
  21. コネを使うときに覚悟しておきたい事情とは。
  22. 社員の雰囲気には、自然と社内の事情が表れる。
  23. なぜ、非公開の求人が存在するのか。
  24. 採用担当者は、応募者の名前で検索している。
  25. なぜ、筆記試験が存在するのか。
  26. なぜ、荷物置き場のない面接が多いのか。
  27. 採用担当者にも、恐れていることがある。
  28. グループディスカッションが行われる、3つの理由。
  29. 不採用通知の後、選考通過の連絡が届いた。
    結果が変わった理由とは。
  30. 卒業間近になると、急に募集枠が増える理由とは。

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