アルバイトに励んでいたことをアピールするときに注意したいことがあります。
次のような言葉を見聞きしたとき、率直にどう感じますか。
「学生時代は、アルバイト一色でした」
「週5日のスケジュールでアルバイトをしていました」
「学生時代に一番頑張ったのは、アルバイトです」
こうした言葉があれば「アルバイトがいいが、勉強は大丈夫だろうか」と思うのが、自然ではないでしょうか。
アルバイトに励んでいたことをアピールするときに注意したいのは、勉強をおろそかにしていたと誤解されやすい点です。
もちろん勉強も手抜きせず、しっかり励んでいたとしても、面接官に誤解される恐れがあります。
では、どうすればいいのか。
アルバイトに励んでいたことをアピールするなら、アルバイトの目的も説明しましょう。
たとえば「社会マナーを身につけるため」「働くことの意味を学ぶため」などです。
アルバイトを「学びの場」という位置づけで表現します。
何を身につけたり学んだりなど、目的があってアルバイトをしているなら、勉強の1つになっているとわかります。
アルバイトへの目的をきちんと説明できれば、面接官の誤解を防げます。
余裕があれば、アルバイトで学んだことを企業の貢献にうまく結びつけると、さらに好印象です。