執筆者:水口貴博

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

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どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。

どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。 | 履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

「お寺で修行した経験は、自己PRに使えるか」

「山登りをした経験は、自己PRに使えるか」

「自転車旅行の経験は、自己PRに使えるか」

どんな経験が自己PRに使えるかは、シンプルですが、奥の深い問題です。

大きな経験や珍しい経験なら、強力な自己PRになると思う人もいるでしょう。

まず考え方としては、経験の種類に注目するのではありません。

大きな経験や珍しい経験だから評価されるわけではありません。

見てほしいのは、経験の種類ではなく、中身です。

経験から得られたことが、企業への貢献に生かせることなら、経験の種類を問わず、自己PRのネタになります。

たとえば、お寺で修行した経験があるとします。

お寺で修行した経験が自己PRに使えるかどうかは、経験の中身によります。

もし、お寺での修行によって忍耐力や集中力が増し、精神力が鍛えられたなら、自己PRのネタになるでしょう。

忍耐力や集中力は、人柄の強さを表し、企業の利益に貢献できる要素だからです。

しかし、お寺で修行したにもかかわらず、得たことが何もなければ、たとえ珍しい経験でも評価されないでしょう。

むしろ何も得ていない事実が、消極的な性格を露呈することになり、かえって評価を落とす場合もあります。

大きな経験や珍しい経験など、経験の種類が問題ではありません。

経験を通して得られたことが、企業の利益に貢献できるかどうかです。

山登りにせよ、自転車旅行にせよ、考え方は同じです。

企業へ貢献につながる経験であったかを目安にすれば、自己PRとして適正を判断しやすくなります。

履歴書の自己PRで注意したい書き方(2)
  • 経験の大きさや珍しさではなく、企業の利益に生かせる経験かどうかを目安にする。
自己PRは、抽象的な言葉より、証明できる実績。

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

  1. 自己PRは、自己紹介の一種。
  2. どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。
  3. 自己PRは、抽象的な言葉より、証明できる実績。
  4. 1行目に結論。
  5. キャッチフレーズのある自己PRは、心を動かす。
  6. なぜ、学んだ事実を伝えるだけでは、不十分なのか。
  7. 皆勤賞は、強力なアピールになる。
  8. 自己PRは、量より質。
  9. 自己PRは、あくまで仕事に生かせるものであること。
  10. 自己PRに、高校時代や中学時代の話を出していいのか。
  11. 自己PRは、自慢なのか。
  12. 「これなら誰にも負けない」という長所なら、1つでも十分。
  13. アルバイトの経験談は、目立ちにくい。
  14. アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。
  15. 残念ながら、ビジネスにおいて「控えめ」は、長所にならない。
  16. 3年以上続けているなら、平凡なことでも、実績の1つ。
  17. 自信と謙虚の理想的なバランスは、4対1。
  18. 大学時代に大きな結果を残せていないとき、自己PRはどう書くか。
  19. なぜ自己PRに、格言を含めてはいけないのか。
  20. 目標やビジョンのある自己PRは、より印象深くなる。
  21. 「具体的になっているか」だけでなく「抽象的ではないか」でも、考えたい。
  22. 体験談の目安は、自己PR全体の3割程度。
  23. 技能だけが自己PRではない。
    こだわり・信念・哲学も、立派な自己PR。
  24. 自己PRの説得力を上げるポイントは、他者からの評価。
  25. 描写できない自己PRは、印象にも残らない。
  26. 説得力を上げるコツは、2面性。
  27. 応募書類に自分のブログのURLを記載し、アピールしてもよいのか。
  28. 自己PRや志望動機が、履歴書と口頭で異なるのは、許されるか。
  29. 自己PRは完成して終わりではない。
    詳しく聞かれる準備もしておくこと。
  30. 好感が得られやすい自己PRの基本構成。

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