自己PRは、聞き方によっては、自己主張になりがちです。
「私は積極的です」「私は明るい性格です」などの自己PRばかりでは、うるさく感じないでしょうか。
もちろん話は理解できます。
自己PRなのですから、自分の得意や強みを主張するのは当然です。
しかし、面接官を納得させるのは難しいでしょう。
「私は○○だ」と自分で主張しても、真実味に欠けるのです。
露骨な自慢話に聞こえやすく、うんざりします。
さて、ここからが本題です。
こうした自己PRに、ほんの少し工夫を加えるだけで、説得力を上げる方法があります。
他者からの評価を加えるのです。
「私はよく○○と言われます」という定型文を使って、自分の特徴をアピールしてみてください。
たとえば「私は積極的です」という自己PRは「私は『積極的だね』とよく言われます」という言い方に変えます。
言い方を少し変えるだけですが、印象が大きく変わったように感じませんか。
自分の主観的な評価と他人からの客観的な評価では、信頼の度合いが違います。
やはり、他人からの客観的な評価のほうが、真実味があるように訴えることができるのです。
自己PRの説得力を上げるポイントは、他者からの評価です。
友人からよく言われる褒め言葉を思い出してください。
その一言を自己PRに含めれば、説得力のある自己PRの出来上がりです。