自己PRや志望動機は、具体的であることが大切です。
具体的であればあるほど、様子がはっきり想像しやすくなるため、説得力に変わります。
自己PRや志望動機は「具体的になっているか」という見方で確認することが大切です。
さて、ここでもう1つ、加えたい見方があります。
「抽象的ではないか」という見方です。
「具体的になっているか」という見方と同じであるように思いますが、違います。
どちらも、具体的にしようとする目的は同じですが、確認する方向が違うのです。
「具体的になっているか」は、あくまで具体性を評価しています。
一方「抽象的になっているか」は、あくまで抽象性を評価しています。
「具体的になっているか」という見方では問題なくても「抽象的ではないか」という見方では、問題に気づくことがあります。
山の頂上は1つでも、山の北側と南側とでは、山の様子が異なって見えるのと同じです。
見る対象は同じでも、見ている位置が異なれば、気づきにも違いが生まれやすくなるのです。
複数の視点を持つことです。
複数の視点を持つと、細かい点まで厳しい注意を向けることができるため、誤りや抜けに気づきやすくなるのです。