両親の離婚や母子家庭は、選考に影響することはありません。
家族構成に関しては、プライベートなことですから、答える必要はありません。
答えたくなければ「お答えいたしかねます」など、丁寧な言い方で断れば十分です。
答えないことで、選考に影響することもありません。
もともと答える義務のない質問ですから、抵抗があれば、気兼ねなく断ればいいでしょう。
さて、答えるかどうかは個人の自由ですが、できれば答えたほうが賢明です。
答え方さえ工夫すれば、逆に好印象を与えるチャンスにできるからです。
その工夫とは、前向きな答え方です。
「親は1人しかいないが、これまでめげずに、一生懸命生きてきた」
「親を助けるため、一生懸命に働きたい」
「私がしっかり働いて、親を喜ばせたい」
厳しい家庭環境であっても、ひるむことなく、強く生きようとしていることがわかりますね。
逆境にめげず、強く生きようとしている人がいると、誰もが応援したくなるのではないでしょうか。
それは面接官も同じです。
厳しい環境にもめげず、前向きに生きようとする姿勢を見せれば、やはり面接官も応援したくなるでしょう。
両親の離婚や母子家庭については、返事さえ工夫すれば、好印象につなげることができます。
場合によっては、普通の人より高く評価される可能性もあるのです。