面接では、ゼミの所属について聞かれることがあります。
「ゼミに所属しているのか」「所属している場合、どんなゼミか」などです。
「ゼミに所属していないと、就職活動が不利になる」などの噂も、学生の間では存在しているようです。
ゼミの所属の有無は、就職活動に影響するのでしょうか。
まず、ゼミに所属していないのが悪いとは一概に言えません。
もちろんゼミに所属しているほうが、評価を得られる傾向があります。
ゼミへの所属は、学習意欲や積極性などを示す目安の1つになります。
ゼミを通して学んだことなどを面接で具体的に紹介すれば、さらに高い評価が得られるでしょう。
しかし、理由があって、ゼミに所属しない場合もあるはずです。
大切なのは、ゼミに所属しない理由です。
たとえゼミに所属していなくても、合理的な理由があるなら、減点になることはないでしょう。
たとえば「資格の勉強のため」「ボランティア活動のため」「アルバイトのため」などの理由です。
しっかりした目的があるなら、所属しない理由を通して、アピールに変えることも可能です。
所属しない理由によっては、高い評価を得られることもあります。
そもそもゼミのない大学や学部もあります。
所属の有無にかかわらず、面接で聞かれても、きちんと理由を説明できるようになっておきましょう。