執筆者:水口貴博

就職活動の30の噂と真実

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4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。

4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。 | 就職活動の30の噂と真実

「4年制大学の学生は、一般職に不利」

そんな噂が、学生の間で聞かれます。

これは、一概には言えません。

関係ない場合もあれば、関係する場合もあります。

主な理由は、2つあります。

「募集枠の制限」と「難易度の違い」です。

(理由1)
募集枠の制限

企業によっては、2年制大学と4年制大学のそれぞれで、募集人数を決めている場合があります。

多様な人材の確保、公平性などの理由です。

4年制大学の募集枠は、倍率が高くなりやすいため、採用条件が厳しくなる場合があります。

(理由2)
難易度の違い

企業によっては一般職とはいえ、4年制大学の学生には、より難易度の高い業務を依頼したい場合があります。

やはり一般職の中にも、学歴が役立つ業務もあるからです。

その場合、筆記試験や面接などが、2年制大学よりやや厳しくなる場合があります。

以上、2点の理由から、事情が異なる場合もあると考えられます。

もちろん関係ない企業もありますが、可能性として考慮に入れておくといいでしょう。

ただし、基本的な採用基準は、2年制大学と4年制大学とで異なることはありません。

熱意と意欲があり、社会人としての常識とビジネスマナーを兼ね備えた人は、どんな面接でも有利です。

早めの応募を心がけ、印象のよい対応をすれば、採用される可能性は十分にあるのです。

就職活動の噂と真実(20)
  • 2年制と4年制とで、事情が変わる場合があることを考慮しておく。
大学院への進学は、就職に不利なのか。

就職活動の30の噂と真実

  1. 不細工は、選考に不利なのか。
  2. 整った顔立ちは、採用に有利なのか。
  3. 太っている人は、選考に不利なのか。
  4. 身長は、選考に影響するのか。
  5. 体育会系は、就職活動に有利なのか。
  6. 運転免許証の有無は、選考に影響するのか。
  7. ITやパソコンが苦手な人は、就職活動に影響するか。
  8. 一人暮らしは、選考に不利なのか。
  9. 目立つ傷痕は、採用に影響するか。
  10. 学生結婚は、就職に不利になるのか。
  11. 両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。
  12. 地元の学校に通う学生のほうが、就職に有利なのか。
  13. 非上場の企業は、不安定と考えていいのか。
  14. 資本金が大きい企業ほど、安定しているのか。
  15. アルバイトの経験がないと、選考が不利になるのか。
  16. ゼミに入っていないと、就職が不利になるのか。
  17. 浪人の経験は、就職に不利なのか。
  18. 留学経験は、就職活動に有利なのか。
  19. 学歴によるフィルターは、存在するのか。
  20. 4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。
  21. 大学院への進学は、就職に不利なのか。
  22. OB・OG訪問で話した内容は、採用担当者に報告されているのか。
  23. 「説明会は選考に関係ありません」という触れ込みは、本当なのか。
  24. 説明会のキャンセルは、選考に影響するのか。
  25. スピード写真を使うと、選考で不利になるのか。
  26. 履歴書の提出日が、選考に影響する場合もあるのか。
  27. 方言は、選考で不利になるか。
  28. グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。
  29. 面接中トイレに行くと、確実に不採用なのか。
  30. 面接官が急に優しくなるのは、不採用の前触れなのか。

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