「4年制大学の学生は、一般職に不利」
そんな噂が、学生の間で聞かれます。
これは、一概には言えません。
関係ない場合もあれば、関係する場合もあります。
主な理由は、2つあります。
「募集枠の制限」と「難易度の違い」です。
企業によっては、2年制大学と4年制大学のそれぞれで、募集人数を決めている場合があります。
多様な人材の確保、公平性などの理由です。
4年制大学の募集枠は、倍率が高くなりやすいため、採用条件が厳しくなる場合があります。
企業によっては一般職とはいえ、4年制大学の学生には、より難易度の高い業務を依頼したい場合があります。
やはり一般職の中にも、学歴が役立つ業務もあるからです。
その場合、筆記試験や面接などが、2年制大学よりやや厳しくなる場合があります。
以上、2点の理由から、事情が異なる場合もあると考えられます。
もちろん関係ない企業もありますが、可能性として考慮に入れておくといいでしょう。
ただし、基本的な採用基準は、2年制大学と4年制大学とで異なることはありません。
熱意と意欲があり、社会人としての常識とビジネスマナーを兼ね備えた人は、どんな面接でも有利です。
早めの応募を心がけ、印象のよい対応をすれば、採用される可能性は十分にあるのです。