学生のうちに縁に恵まれ、結婚をしている人もいるでしょう。
いわゆる、学生結婚です。
ちまたでは「学生結婚は就職に不利」という噂を聞くことがあります。
さて、実際に影響するのでしょうか。
まず、影響する可能性はあります。
ただしその影響の善しあしは、一概に言えません。
ポジティブな影響かもしれませんし、ネガティブな影響かもしれないということです。
「家族を養うための責任感が強いだろう」と、高く評価する採用担当者もいるでしょう。
一方で「安定した収入もないのに、学生のうちに結婚している」と、低く評価する採用担当者もいるかもしれません。
採用担当者によって、学生結婚への考え方は異なるのです。
大切なことは、有利・不利を気にしないことです。
学生であれ、法的に結婚ができる年齢です。
権利にのっとって結婚しているのですから、学生結婚は気にせず、堂々と主張できます。
学生結婚をしている場合は、念のため企業に伝えておくほうがいいでしょう。
企業によっては、家族手当を支給する場合があるからです。
また、伝えていないことが後で判明すると「隠していたのではないか」と誤解される場合もあります。
不毛な誤解やトラブルを防ぐためにも、念のため伝えておくほうが安心です。
履歴書には学生結婚に関する欄はないため、備考に追加しておくとわかりやすくなります。