就職活動をするとき、必ず考えておきたいことがあります。
「企業名で選ぶか。職種名で選ぶか」です。
どちらでもよい気がしますが、生き方や充実感に大きな違いがあるため、整理しておきたい部分です。
まず企業名で選ぶのは、世間体が基準になっている傾向があります。
名前で選ぶのは、ブランドを意識している証拠です。
大企業なら、有名というメリットがあります。
給料もよく、世間に対する体裁も整います。
安定しているメリットもあるでしょう。
しかし、十分な充実感が得られるかというと疑問です。
適正を無視して、企業名だけで選んだ仕事では、意欲や熱意も生まれにくいでしょう。
入社してから「自分に合っていない」と感じ、給与はよくても満足感が得られにくくなる可能性があります。
一方、職種名で選ぶのは、自分のやりたい仕事が基準になっています。
企業の規模は小さいかもしれません。
給料も十分ではないかもしれません。
しかし、自分のやりたい仕事ができるため、自分を生かしている実感が得やすくなるでしょう。
自分の能力や適性を発揮しやすい場面も多く、満足感が得られやすい傾向があります。
さて、どちらの道に進むべきか。
価値観は人それぞれですから、選び方も自由です。
「企業名で選ぶか。職種名で選ぶか」
しっかり考えて、自分にふさわしい生き方を選びましょう。