給与と手取り。
企業から支払われるお金とはいえ、意味が違います。
まず、それぞれの違いから説明します。
給与とは、企業から支払われる賃金を合計した金額です。
手取りとは、給与から税金やその他の費用を差し引いた残りの金額です。
手取りは、給与より少なくなるのが一般的です。
会社員は、給与から税金などを天引きされるため、実際に受け取るのは手取りということになります。
では、どのくらい少なくなるのでしょうか。
正確な数字は、企業や個人の事情によって異なるため、一概には言えません。
たとえば、結婚や出産があれば、税額も変わります。
ただし、あくまで一般的な状況に限って言えば、給与の2割が天引きされると考えるといいでしょう。
つまり、手取りは、給与の8割と考えます。
たとえば、給与が25万円なら、手取りはおよそ20万円です。
給与が35万円なら、手取りはおよそ28万円です。
正確な数字ではありませんが、大まかな目安としてください。
不安がある人は、手取りがいくらになりそうか、入社前に目安として確認しておくといいでしょう。