転職活動の面接では、ある簡単な質問に、すぐ答えられないことがあります。
給与明細の金額についてです。
「自分の給与くらい、簡単に答えられる」
そう思う人が多いのではないでしょうか。
そこが注意です。
聞かれるのは、基本給だけとは限りません。
社会保険料や源泉所得税など、細かい税額を聞かれる場合もあります。
多くの人は、手取り給与は答えることができます。
しかし、社会保険料や源泉所得税になると、答えられない人が目立ちます。
会社員をしていると、源泉徴収で税金が天引きされるため、税金への関心が希薄になりがちです。
そのため、社会保険料や源泉所得税になると「はっきり金額を覚えていません」という状態になりやすいのです。
自分の給与明細にもかかわらず、きちんと答えられないのは、やはり好ましくありません。
「知りません」「覚えていません」では、面接官に社会人としての常識を疑われる場合があるのです。
そこで心がけたいのは、給与明細の細かな把握です。
基本給だけではなく、社会保険料や源泉所得税など、各項目の金額を確認しましょう。
福利厚生費・交通費・各種手当なども要チェックです。
面接で、給与明細の各項目の金額を聞かれても、すぐ答えられるようにしておきたい。
転職活動の面接では、事前に給与明細の各項目の金額を把握しておきましょう。