就職活動で必ず聞かれる、ある疑問があります。
「何社くらい応募すればいいのか」という疑問です。
友人との会話で「何社くらい応募したか」と聞くことも、多いのではないでしょうか。
OB・OG訪問で、先輩に「就職活動では何社くらい応募しましたか」と参考として質問する人もいるでしょう。
自分は20社に応募している状態で「10社しか応募していない」と返事があれば、ほっとするかもしれません。
自分は10社しか応募していない状態で「20社に応募した」と返事があれば、焦る気持ちが強くなるかもしれません。
もちろん相手の状態が気になるのはわかりますが、注意があります。
応募すべき企業の数は、人によって異なるという点です。
多ければいいわけではない。
人によって、進路が異なるからです。
複数の業界を希望する人なら、それだけ応募する企業も多くなるでしょう。
一方、1つの業界に絞って就職活動をするなら、応募企業も少なくなるのが自然です。
そもそも業界によって、企業の数も異なります。
応募する企業の数に正解はありません。
ふさわしい応募数は、人それぞれです。
人と比べたところで、心を不安定にさせるだけです。
自分にふさわしい就職活動をしましょう。
他人が応募した企業の数がどうであろうと、自分は関係ありません。
自分が望む仕事を選び、その実現に必要な企業を探すことです。
企業研究を通して興味が出てきた企業数が、自分にふさわしい応募数です。