ポイントは、自動的に送られてきたかどうかです。
資料請求をした際、自動で送られる案内資料なら、お礼は不要です。
たとえば、就職情報サイトで応募したと同時に、サーバーから自動で送られる案内資料です。
プログラムと機械が自動で送ったものであり、人が手動で送ったものではありません。
一方、人が送った案内資料なら、お礼をしたほうが丁寧です。
たとえば、企業に電話をして「案内資料を送ってほしい」とお願いした場合です。
貴重な時間を割いて、手間をかけて案内資料を送ってくださったのですから、お礼はあっていいでしょう。
機械か人かの判断が難しければ、無難にお礼をしたほうが安心です。
少なくとも、お礼が悪印象になることはないからです。
お礼の文面は、シンプルでかまいません。
案内資料を受け取りました。
お忙しい中をご対応いただき、ありがとうございました。
しっかり拝見させていただき、就職活動に生かしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
お礼をするのは、社会人としての基本的マナーです。
案内資料を送ってくださったことに対する感謝を丁寧に伝えれば、社員も喜ぶでしょう。
お礼の連絡手段に決まりはありませんが、メールや電話など、ふさわしい手段を判断しましょう。
必須ではありませんが、余裕があるかぎり、丁寧なお礼をおすすめします。