中学生のうちに、偉人の伝記を、10冊は読んでおきましょう。
10冊ということは、10人分です。
10冊読むと、自分の世界観が広がる実感があります。
大きなことを成し遂げた人は、どんな人生を歩んできたのか。
どのような困難を経験し、どう乗り越えたのか。
伝記を読んで、偉人と言われる人の人生全体を理解します。
10人分の偉人の人生が頭に入れば、自分の生き方も変わります。
いかに自分が努力不足であるかが、よくわかります。
「もっと頑張らなければいけない」というモチベーションも上がります。
毎日勉強ばかりで一生懸命のつもりでも「まだまだ足りない」とわかるのです。
中学時代は、たくさん本を読むことが大切ですが、本には当たり外れがあります。
しかし、偉人の伝記に、外れはありません。
確実に役立つ本ですから、当たり外れの心配なく、とにかく読めばいいのです。
興味を引かれる10人の伝記を選び、穴が開くほど、繰り返し読みましょう。
もちろん10冊は最低ラインであり、多いに超したことはありません。
もし最初の1冊に迷ったときは「ヘレンケラー」がおすすめです。
どんな人も、ヘレンケラーの生き方にはかないません。
ヘレンケラーの伝記を読み終わった後は、自分の努力不足に情けなくなり「もっと頑張らなければ」と思います。
買うお金がなければ、親にお願いしましょう。
「偉人の伝記が欲しい」ときちんと話せば、きっと親は快くお金を出してくれるでしょう。
伝記をしっかり読んで、志を強くすることが、親孝行です。