大学生のうちに、たくさん本を読みます。
おそらく読む本の多くは、レベルの高い内容になるでしょう。
大学生にもなれば、求める勉強レベルが高くなって当然ですね。
そこに見落としやすい点があります。
難しい本の中に、ぜひ加えてほしいジャンルがあります。
昔に読んだ、偉人の伝記です。
家の奥にある、ほこりをかぶっている伝記で十分です。
なければ、本屋に行って探してみます。
「読んだことあるよ。もう内容は知っているよ」と思うでしょう。
もう一度、読んでほしいのです。
すでに内容を知っているものでも、読み返す意味があります。
あなたは今、幼いころとは違い、大きく成長しました。
以前より分別が身につき、知識も知恵も増え、世の中のこともわかるようになりました。
たとえ同じ伝記でも、今なら、昔とは違う感じ方をするはずです。
偉人の伝記は、意識を学ぶ本です。
大学生になってから、あらためて偉人の伝記を読み返すと、初心に返れます。
野心を持つことの大切さ、諦めない精神力、努力の大切さ、勇気を出す意味などです。
基本かもしれませんが、どれも人生で最も大切な意識です。
読み返すことで「そうだ。昔の自分を思い出した」と気持ちを一新されます。
夢を、再確認できるきっかけになるでしょう。
就職活動においても、方向性を見直すきっかけになるかもしれません。
難しい本の中に、昔に読んだ偉人を加えることで、学びの質も向上するのです。