大学時代に経験しておきたいのは、一人暮らしです。
なぜ、大学生のうちに一人暮らしを経験しておきたいかというと、勉強だからです。
大学生ですから、勉強です。
誰の力も借りずに暮らすことで、さまざまな経験をする機会に恵まれます。
「親と一緒に暮らす生活」と「1人で暮らす生活」は、まったく別世界です。
親と離れて暮らすと、頼りになるのは自分だけです。
食事も掃除も洗濯もすべて、自分でしなければいけません。
あらゆるスケジュール管理は、自分しだいです。
だからこそ、自己管理能力が磨かれます。
同時に、親のありがたみもよくわかります。
今まで、どれほど親からお世話をされていたのかが、痛切に感じます。
家族と離れて暮らすから「1人になると寂しいんだな」という当たり前にも、気づけます。
1人で暮らすのは、立派な勉強です。
たとえ、実家から通える大学でも、あえて一人暮らしをすることをおすすめします。
「勉強として一人暮らしをさせてほしい」と熱心に親を説得すれば、向上したい気持ちを理解してくれるはずです。
金銭面で親に苦労をかけますが、大きく成長することで、恩返ししましょう。
若いうちの苦労は、買ってでもしたほうがいいと言いますが、まさに一人暮らしのことです。
一人暮らしによって、学校では学べないことが、学べるのです。