大学生になれば、アルバイトを経験しておきましょう。
大学を卒業して、いきなり社会に出て仕事を始めるのもいいですが、少しリスクがあります。
社会のことを何も知らないままいきなり仕事を始めると、想像していた世界とは違い、驚くことがあるのです。
人によっては、大きなショックで仕事についていけず、会社を辞めてしまう人もいるでしょう。
そうしたことを防ぐために、学生のうちにアルバイトを経験しておくと、無難です。
アルバイトとはいえ、社会経験です。
社会や仕事の実情を、本だけで学ぶには、限界があります。
働くとは、どういう流れで進めるものなのか。
社会人としての振る舞い方。
社会人としてのマナー。
こうしたことを具体的に知るには、やはり実際に仕事を経験したほうが確実です。
アルバイトを経験するなかで、意外なこともわかるでしょう。
思ったほど稼げなかったり、社内規則が想像以上に厳しかったり、思うように仕事が進まなかったりなどです。
そういうマイナスの一面を知ることも、社会勉強です。
プラス面だけでなく、マイナス面も知っておけば、社会人になるための心の準備ができます。
ただし、1つ注意があります。
アルバイトのやりすぎはよくありません。
大学生の本業は、学業です。
学生生活の大半がアルバイトで、学業にまで支障が出ては、本末転倒です。
社会勉強のアルバイトとはいえ、最低限に抑えることが大切です。
学業に専念することが、本当の意味で、社会人になる準備になります。