人付き合いに、疲れていませんか。
なぜ人付き合いは、疲れるのかを考えたことはありますか。
「他人からこう思われたい」と意識しているからです。
「こう思われたい」と意識することで、いい人を演じようとするから疲れます。
送別会に誘われて、本当は参加したい気持ちはないけれど「冷たい人だ」と思われたくないから断れず、やむなく出席します。
いくら送別会とはいえ「面倒だな」「行きたくないな」と思う本音があります。
出席を断れば、冷たい人だと思われたり、嫌な人だと思われたりすることが怖くて、仕方なく出席します。
気持ちのない宴会に出席しても、面白くありません。
宴会中も同じく、自分はいい人と思われるために、お世辞を言ったり、気を使ったり、わざとおどけたりします。
いい人を演じているのです。
いずれにせよ自分ではない「いい人」という「嘘の自分」を演じていることには変わりありません。
家に帰って1人になったとき、演技に疲れた俳優のように、ぐったりしてしまうのです。
「いい人だと思われたい」という意識は、あなたを疲れさせます。
「いい人」をやめてみませんか。
いい人を演じるのではなく、ありのままの自分を出していくのです。
冷たい人だと思われても、実際に冷たい人なら、そのままのほうが自分らしいのです。
ありのままであり、自然です。