気分がいいから、花を買うのではありません。
花を買うから、気分がよくなります。
元気が出ないときには、花を買って帰り、部屋に飾りましょう。
元気がないからこそ、花を買う意味があります。
さて、花を買ったときには、水をやるタイミングが大切です。
適当に水をやるのもいいですが、もっとふさわしいタイミングがあります。
自分の喉が渇いたときです。
自分の喉が渇いたなら、植物も喉が渇いています。
人間も植物も、同じ命が宿っていることに変わりありません。
喉が渇いて、水を飲むときには、植物にも水をあげましょう。
自分が飲みかけの水を、花にも分けてあげます。
あまりやりすぎるのはよくないですから、ほんの少しで結構です。
こうすることで、植物とあなたとの間に、一体感が生まれます。
「植物と一緒に生活している」という実感が、より強くなるのです。