YESというのは、承認の言葉です。
「できます」「わかります」「大丈夫です」という意味です。
仕事のできる人は「YES」というキーワードを、よく口にします。
YESと答えるほど、実力や大きな器を表現できます。
たくさんの仕事が舞い込み、人気者になるでしょう。
一方、NOというのは、断る言葉です。
「できません」「わかりません」「無理です」という意味です。
NOと言うほど、だんだん可能性が小さくなります。
何でもNOばかり言っていると、小心者と思われます。
こうしたことから、私たちは無意識のうちに、ある固定観念を抱きがちです。
「YESと言うのはよいこと。NOというのは悪いこと」という固定観念です。
しかし、やはり人生では、NOと言わなければいけない場面があるものです。
NOと、言いにくい気持ちはわかります。
ここで1つ思い出したい、アメリカのことわざがあります。
「言うべきときのNOは、1万ドルに匹敵する」ということわざです。
NOが言いにくいときには、1万ドルを思い浮かべましょう。
1万ドルといえば、車が買えるほどの大金です。
NOが言いにくいとはいえ、1万ドルの価値があると思えば、勇気が出るのではないでしょうか。
断るべきときには、断りましょう。
NOと言うことで、1万ドルの未来が切り開くのです。