人間とは、面白いものです。
天は人に、いくつもの長所を与えてはくれません。
誰にでもできないことは、1つや2つ、あるものです。
勉強ができる人は運動が苦手であったり、運動ができる人は勉強が苦手であったりします。
うまくバランスが取れています。
ダメな自分に気づいたとき、どう思いますか。
ダメな部分を、どう思うかです。
できないところを見つけたとき「ダメな自分」と思うのは、よくありません。
「ダメな自分」をダメと思うのは、ただの冷たい人間です。
逆です。
「ダメな自分」と思ったときに、そういう自分を愛してしまいましょう。
できないところを見つけたとき「かわいいやつだ」「大丈夫だよ」と思いましょう。
自分で自分を、元気づけたり励ましたりします。
優しいから、ダメな自分を愛せるのではありません。
ダメな自分を愛するから、優しい人になれるのです。
どれだけダメな自分を愛することができるかで、優しさが決まります。