手を洗うとき、どうしていますか。
「手を洗う」という表現のためでしょうか。
手だけを洗う人がいます。
手を洗うだけではよくないのです。
手を洗うときに忘れがちなのは、爪の垢です。
手だけを洗って、爪を洗い忘れています。
これでは、洗っているつもりになっているだけです。
爪に垢がたまったままになっているので、菌も残ったままです。
菌が、爪の垢から指先に広がります。
手で顔を触るとき、ばい菌が指先から顔へ移ってしまいます。
爪まできちんと洗っていないと、にきびの原因の1つになってしまうのです。
いま一度、あなたが手を洗うときの洗い方を見直してみましょう。
習慣の一部に悪い点があっても、自分では気づきにくいのです。
ハンドソープを爪の間にもつけて、爪の垢がない状態になるまで、きれいに洗いましょう。
「そうは言っても、爪の間の汚れは落ちにくい」
おや、そういう人は爪が伸びているからではないでしょうか。
爪が伸びていると、爪の垢も落としにくくなります。
爪を短くするのは、引っかいたとき、傷を浅くするだけではありません。
手洗いの際、爪の汚れも落としやすくするために、爪は短くしておくのです。
日頃から爪を短く切る習慣を作っておくと、爪の垢も落としやすくなります。