ふっくらした唇には、リップグロスです。
難しいテクニックは不要です。
潤ってみせる効果がある手軽さから、リップグロスに挑戦する女性も多いことでしょう。
しかし、簡単であるゆえに、調整も難しいところです。
アイシャドーやチークは、グラデーションを利かせて濃さを調整しやすいのですが、リップグロスの調整は手を焼きます。
少量でも、唇につけてしまえば、唇全体がべたつき始めます。
ふっくらした唇とはいえ、べたつきすぎると、派手で見苦しいのです。
若い人ならまだしも、ある程度年齢の高い女性の場合は、不自然に見えられやすくなります。
だからとはいえ何もつけないと、乾いた唇でやぼったくなります。
リップグロスの調整は、簡単なようで難しい。
そうしたとき、常識から疑ってください。
「リップは、唇全体に入れなければいけない」という固定観念がありませんか。
唇全体に入れる必要はありません。
リップグロスが目立ちすぎる場合は「塗る量」ではなく「塗る部分」だけ変えてみましょう。
唇の一部分だけ塗ればいいのです。
たとえば、下唇の中央だけ、ピンポイントで塗ってみましょう。
もちろん上唇の中央だけでもかまいません。
一部分のため、派手すぎず地味すぎず、さりげなくつやを出すことができるのです。