私は飲み会に出席するときは、幹事でなくても、メモ用紙とボールペンはいつも持参するようにしています。
別に幹事だからではありません。
普通に飲みに行くときも、持参しています。
そもそも執筆なので、メモとペンは欠かせません。
メモとペンは、役立ちます。
友人との会話でよくあるのが、理解しづらい話です。
会社の同僚とはいえ、出身地が違っていたり趣味が違っていたりなど、なかなか話が噛み合いにくいことがあります。
先日、飲み会で同僚の中国人と話をしていたときのことです。
出身はどちらですかと尋ねたのはいいのですが、中国の出身地を言われても、ぴんときませんでした。
私は中国の地理は詳しくないので、出身地の名前を言われても、言葉に詰まりました。
そのとき、メモとペンが役立ちました。
中国人の彼に簡単な絵を描いてもらうことで「なるほど。ここなのか」と、理解できたのです。
逆に、私が出身地の話をするときも、中国人にはわかりにくいと思い、メモ用紙に絵を描いて説明しました。
「四国の愛媛県はここにあります」と絵を描きながら説明すると「なるほど」と納得してくれました。
会話は言葉が基本ですが、字を書いたり絵を描いたりするほうが、話が理解しやすい場合もあります。
理解できると「なるほど」と思い、話がわかりやすくなるのです。
「なるほど」という驚きや感動が大切です。
納得があるから、話が盛り上がります。
さまざまな場面で役立つので、常に持参して損はないのです。