後回しにする癖のある人がいます。
すぐするのは面倒なので、後回しにします。
気になった言葉があっても「後から調べよう」と思います。
しかし、そうして後回しにしたことに限って、そのまま忘れます。
後からしようと思うことは、十中八九、実行されません。
頭で覚えるからいけないのです。
そもそも頭は忘れるようにできています。
そんなときこそ「ペンとメモ用紙」です。
カバンの中には、ペンとメモ用紙を常に携帯しましょう。
出かけるときに入れるのではなく、最初からカバンに入れておきましょう。
この2つが、あなたを若返らせます。
カフェで読書をしている最中に、気になる言葉や人名が目に飛び込んできます。
また友人と会話をしている中で、知らない言葉や地名や出来事などが登場することもあるでしょう。
その瞬間、メモを取って後で調べてみます。
日常で出会った新しい言葉や気になる出来事があれば、その好奇心があるうちに勢いでメモしましょう。
そういうときに後から調べようと思うのではなく、メモを取ってしまいます。
「気になる、知りたい」という気持ちを持続させるためです。
気になる気持ちが熱いうちに、汚い字でもいいし走り書きでもいいのでメモしましょう。
メモさえできれば、後からチェックできます。
そもそも字として残りますから、どんなに記憶力の悪い人でも、見れば思い出せます。
メモ用紙は捨てないかぎり、自然消滅することはありません。
家に帰ったら、カバンを開けば、メモが飛び込んでくることでしょう。
「そういえば、気になる言葉をメモしたのを思い出した。調べてみよう」
辞書で調べたりインターネットで調べたりしてみましょう。
じっくり時間をかけても結構です。
こういう姿勢が、心も体もあなたを若返らせます。
だからこそ、ペンとメモ用紙は、年を取っている人こそ常備していただきたいものなのです。