女性は、一見するといちずです。
恋愛中「あなたしかいません。あなたがいないと生きていけない」と言います。
付き合っているときも、1人の男性に徹底します。
いちずでも、大切な人を失ったときの切り替えは早いものです。
「あなたしかいません。あなたがいないと生きていけない」と言っていたのに、実際に別れると、すぐ別の男性を見つけます。
引きずりはしますが、何だかんだで、生きようとします。
その結果、前より明るくなったり幸せになったりする場合が多いです。
不幸を転機に変え、幸せにつなげます。
それが女性の強さです。
精神的につぶれる前に、支えを見つけようとします。
自分と子どもを養える、力や経済力のある男性を見つけようとします。
死んでしまうくらいなら弱いところを見せて、恥を感じてでも誰かを頼りにして、必死に生きていこうとします。
生きようとする力は男性以上です。
バネにして、教訓にして、もっといい人生にしていこうとします。
弱そうに見えますが「生きてやるぞ」という気持ちの裏返しです。
しばらく引きずり、泣き続けはしますが、いずれ立ち直れるのです。
一方で男性は、なかなかそれができません。
恥を感じるなら、やめたほうがましだと思います。
泣くこともかっこ悪いことだと思っています。
泣けないから、なかなかストレスを吐き出せません。
プライドが邪魔をして、結果として、別れた女性のことを引きずってしまいやすいのです。
失ってしまったのは、自分の能力が乏しいからだと、うすうす気づいてはいます。
自分の能力の欠如を認めたくはないので、引き止めたり引きずったりします。
場合によっては、暴力で阻止しようとします。
それが一番恥じるべきことです。
見習うべきは男性のほうです。
女性の、恥を捨ててでも生きようとする力を見習う必要があります。
精神的に強いのは倒れないことではありません。
倒れても起き上がれる力なのです。
諦めたら終わりです。
恥を感じながら頭を下げ、涙を流す顔を見られてでも生きようとする姿勢がかっこいいのです。