私の失恋は、昔からなぜか寒い冬に多い気がします。
わざとそうしているわけではありません。
なぜか、多いのです。
クリスマス直前や直後に、振られたこともあります。
寒い冬に失恋を経験していると、ふと思ったことがあります。
寒い冬に失恋を経験すると、震えている本当の原因がよくわからなくなります。
失恋をすると「ぶるぶる」という独特の震えがあります。
ショックが大きくて、体が震えるのです。
泣いて涙を流す。
涙で目の周りが湿ると、冷たくなる。
冷たくなると、さらに寒くなって震える。
寂しい心が寒い条件を作り出し、寒い条件が寂しい条件を作り出します。
寂しいからなのか。
寒いからなのか。
あるいは、両方なのか。
「失恋をするなら春や夏あたりがいいな。今度HAPPY LIFESTYLEのネタにしよう」
のんきなことを考えてしまう自分がいます。
こういうとき、いつも熱いお風呂に入るようにしています。
温かいお風呂に入っているとき、震えが止まるのです。
顔の血色がよくなり、考え方が前向きになるのです。