「寝る前に覚えたことは忘れにくくなる」
受験生なら、一度は聞いたことがある記憶テクニックではないでしょうか。
記憶には「干渉」という作用があります。
Aを覚えた後、Bを覚えようとすると、先に覚えたAがBとぶつかり、記憶から消えやすくなるのです。
日中に勉強をすると、覚えたこと以外にも種々雑多な情報が頭に入ってきます。
記憶同士の衝突が発生しやすくなり、忘れやすくなるのです。
しかし、寝る前に覚えると状況は異なります。
寝ている間は、情報が脳に入ってこなくなるので、記憶が定着しやすくなるのです。
「へえ、そうか。なるほど」
おや、納得している場合ではありません。
ここに重要な恋愛テクニックが隠されていることにお気づきですか。
覚えやすくなるのは、学問についてだけではありません。
つまり好きな人のことも、日中より寝る前に考えたほうが記憶に残りやすくなる、ということです。
相手にあなたのことを少しでも記憶に残らせるために、寝る前に思い出させるような機会を作り出せばいいのです。
その方法が「寝る前のメール」です。
好きな人が夜寝る前であろう時間帯を狙って、メールをします。
すると、メールを受け取った人は、寝る前にあなたのことを考えるようになり、記憶に定着しやすくなるのです。