別れた人のことを忘れられなくてもいいのです。
大好きな人であればあるほど、忘れられなくて当然。
自然と2人で過ごした日々を思い出してしまい、どうしていいかわからなくなる。
道徳観念の強い人なら「忘れるなんて別れた人に申し訳ない」という罪悪感に苦しむでしょう。
忘れられないなら、無理に忘れなくていい。
どうしても別れた人のことが忘れられなければ、心の奥にしまい、思い出にすればいいのです。
美しい思い出として、そっと心の奥にしまいましょう。
あなたの心には、思い出を保管するための引き出しが無限にあります。
記憶として残すのは同じですが、扱い方を変えるだけです。
心の表面にとどめておくのではなく、心の奥にしまう。
その人の記憶を、きれいな包装紙でラッピングして、心の引き出しの奥にしまいます。
心の奥にしまえば、その記憶が暴れることはありません。
うっかり表に出てきそうなら、もっと奥にしまえばいい。
しばらく時間が経てば、だんだん記憶が落ち着き、安定するでしょう。
忘れるわけではないため、別れた人にも失礼ではありません。
一定期間が経って懐かしい思い出になれば、苦しまず思い出せるようになっています。