「好きな人の前では失敗したくない」
誰もがそう思います。
好きな人に何かを尋ねられたら、素早く返事をしたいですね。
笑わせようと思いついた冗談で、かっこよく決めたい。
何事もスムーズにこなしている人は、かっこいいですね。
しかし、失敗したくないと思うと、今度は積極的な行動がしにくくなります。
失敗しないようにと思うと体がこわばり、逆に失敗しやすくなるのです。
緊張して、ぎこちない行動になる。
単に話をするときですら、舌を噛んでしまいがちです。
失敗するのが怖くて、何も行動できなくなってしまう人もいるでしょう。
そもそも照れを出さないようにするなら、プライベートな話もできなくなります。
込み入った話ができないのでは、相手との心の距離はなかなか縮まりません。
恋愛がうまくいかない人には「失敗したくない」という恐怖があります。
だからうまくいかないのです。
「失敗しないように」と考えるのではなりません。
「失敗してもいい」と考えるのです。
ここに気づきましょう。
失敗を恐れなくなったら、考え方も行動も積極的になります。
失敗したときは、素直に照れて、笑い飛ばしましょう。
「照れるなあ」
気持ちは見せて、表現しましょう。
素直に表現するほうが、相手としてもリアクションをしやすくなります。
好感を得る瞬間は、かっこよく決まったときより、失敗したときです。
照れている姿は、見ていてほほ笑ましいものです。
そのほうが、人間味があって好感を抱くのです。