円卓テーブルの上にある「回し台」は、パブリックスペースです。
個人が好き勝手に使うのではなく、周りに配慮しながら使うことが大切です。
回し台における守っておきたいマナーが、5つあります。
ほかに取っている人がいないことを確かめてから、円卓テーブルを時計回りに回すようにします。
もし左に回せばすぐ取れる料理がある場合は、左に回してもかまいません。
周りの状況に気をつけながら、回すようにしましょう。
特に家族連れの子どもたちが、遊び半分で円卓テーブルを勢いよく回している光景を目にしますが、いけません。
回し台に乗っている料理が遠心力で飛び散り、台無しになります。
回すときには勢いはつけず「ゆっくり」を心がけましょう。
回し台に取り皿・お箸・グラスを置くと、回転した際、手元から離れます。
回し台に置かず、手元に置くようにしましょう。
黙っていきなり回し始めるのはよくありません。
「回します」と告げてから、回すようにしましょう。
ただし、雰囲気によっては、告げなくてもよい場合もあります。
手が届かないからと、回し台にある料理を立って取りに行くのはマナー違反です。
ほかの人の迷惑になります。
料理を取りたいときには、手前まで回転させてから取るようにしましょう。