食べ方が単純そうに思える牡蠣のネックは「貝柱」です。
まず片手で殻を持ちながら、フォークで貝の内部にある貝柱を、うまく引っかけて切りましょう。
フォークで貝柱を切りにくいようなら、ナイフを使ってもかまいません。
貝柱を切った後は、レモンをかけます。
レモンを搾る際は、周りに汁が飛び散らないよう、片手で覆いましょう。
フォークで身をすくい取って、一口で食べます。
ナイフとフォークで身を切るのは、おすすめしません。
直接、手で貝を持ったりレモンを搾ったりするため、カトラリーが汚れやすく、ナプキンで手を拭く手間が増えるためです。
身は、一口で食べるようにしましょう。
カジュアルなレストランなら、殻に直接口をつけて、汁を飲んでもかまいません。
すするとき、音が出ないように注意しましょう。
スープをスプーンで飲むときと、同じイメージです。
貝のとがっているほうを垂直になるよう口につけて「吸う」より「流し込む」イメージでいただくと、すする音が出ません。