ポタージュなどのスープを飲むときには、スプーンの口の付け方にルールがあります。
口に対して、スプーンを垂直に傾けて、スープを飲もうとするのがマナーです。
垂直にするのが正式ですが、やりにくい人は、斜め45度でもかまいません。
なぜ垂直にするのかというと、スプーンのスープを流し込みやすくなるためです。
スープを飲むときには「吸う」のではなく「流し込む」というイメージで考えましょう。
普通にスプーンを横向きにしたまま、スープを飲もうとすると、息を吸って吸い込む必要があります。
そのとき、ずるずる音が立ちやすくなり、マナーが悪くなるのです。
その一方、スプーンを垂直に傾けると、口の中に流し込めます。
音が立ちにくくなり、うまくスープを飲むことができるようになるのです。