問題を解決する具体的な方法があります。
行動することです。
何を行動するかは、そのときの問題によって変わります。
悩む時間があれば、行動する時間に回したほうが、早く解決します。
解決策が思い浮かぶまで悩み続けるほうが、一見よさそうな感じがします。
しかし、行動なくして、具体的な解決策は出てきません。
解決策は、具体的な行動をすることで、初めて現実面に表れるのです。
一番よくないのは「何もしない」ということです。
わからないからわかるまで悩み続けることは、まったく時間の無駄になります。
何も行動していないから、もちろん解決策はなかなか出てきません。
また余計に悩む、という悪循環になります。
解決策がひとりでに歩いて自分の家のドアを叩く、ということはないと思ってください。
解決策は、自分からつかみに行くものです。
そのためには行動するだけでかまいません。
動けばいいだけです。
私がまだ学生だったころ、友人が将来の進路のことで相当悩んでいました。
そのとき印象的だったのが、積極的に行動していたことです。
あらゆる可能性を、実際に行動して試していました。
インターネットで検索したり、国際電話をして情報を手に入れたり、あるときは直接、大学教授に話を聞きにまで行っていました。
彼の具体的な行動で問題を解決していく姿は、さすがだなと思いました。
問題を解決するのは、実はとても簡単なことです。
行動すればいいのです。
行動して落ち込むことは、早く落ち込んでしまえばいいのです。
失敗すると思うから行動できないのです。
遅かれ早かれ、通らなければいけない道は、早く通るべきです。
失敗しに行こうと前向きに考えれば、行動できます。
早く行動すれば、早く解決するのです。