執筆者:水口貴博

子どもの「生きる力」を育てる30のしつけ方法

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1つの夢が、多くの要素を成長させる。

1つの夢が、多くの要素を成長させる。 | 子どもの「生きる力」を育てる30のしつけ方法

夢を持つことは、それだけで、生きる力をつけるきっかけになります。

果たしたい夢があると、多くの難問が多く立ちはだかります。

夢の達成は「これだけやればいい」という単純なものではありません。

1つの成功には、多くの要素が必要とされます。

金銭面・交友関係・仕事・家庭などが土台になるため、さまざまな難題を乗り越えていかなければなりません。

しかも、バランスも必要です。

夢を成し遂げるためには、これらすべての要素を向上させる必要があります。

親が一つ一つ丁寧に教えようとしても、限界があります。

そこで、子どもが自分から進んで勉強して吸収しようとする、強いモチベーションや行動力が要求されます。

初めは、ささいな夢からでもかまいません。

「警察官になりたい」という夢を持ったとします。

すると「警察官になるには、自分が品行方正を身につけた人間でなければならない」と思うようになります。

すると、自分から礼儀や行儀などを意識するようになります。

警察官になるためには勉強も必要ですから、自分から勉強も一生懸命にするようになるでしょう。

「将来の夢」について質問を投げかけ、意識を促してあげましょう。

早くから夢を意識し始めて、早すぎることはありません。

夢は、人を大いに成長させるのです。

子どもの「生きる力」を育てるしつけ方法(16)
  • 夢を持たせる。
親の仕事は、子どもが失敗したときこそ、褒めること。

子どもの「生きる力」を育てる30のしつけ方法

  1. 子どもの健全な成長に欠かせない3つの要素。
    「健全な家庭環境」「栄養バランスの取れた食事」「親からの愛情」
  2. 無理やり伸ばそうとするのではない。
    自然に伸ばそうとする心がけが大切。
  3. 勉強は「知識」から教えるのではなく「楽しさ」から教える。
  4. 料理上手は、素材の味を引き出すのがうまい人。
    子育て上手は、子どもの可能性を引き出すのがうまい人。
  5. 最初は平凡なことを褒めるだけでいい。
    褒めているうちに伸びていく。
  6. 子どもは、自分ではなかなか自分の長所に気づけない。
    気づかせるのが親の仕事。
  7. 子どもの悩みに親が共感するか否かが「話してよかった」と「話さなければよかった」を分ける。
  8. 淡泊な質問に対しては、淡泊な返事しかできない。
  9. ぜひ、夕食のときに子どもへ質問したい、魔法の言葉。
  10. 「本当に気が利く親」というのは、あえて子どもの面倒を見すぎない。
  11. 幼少のころ、苦しんだり悩んだりした経験は、意外なところで役立つ。
  12. 遊び道具は、なくても成長できるが、あったほうがもっと成長できる。
  13. 思考力は「広く浅い体験」より「1つの深い体験」をするとき、養われる。
  14. 「これだけは誰にも負けない」という自信がほかへと波及し、生きる力につながる。
  15. 早起きするといいことがある実感をさせれば、自然と早起きが習慣になる。
  16. 1つの夢が、多くの要素を成長させる。
  17. 親の仕事は、子どもが失敗したときこそ、褒めること。
  18. 子どもの部屋を持つと、自立心が促される。
  19. 10歳前後になれば、自分の部屋を持たせてもいい時期。
  20. 努力であれ我慢であろうと、目安があると継続しやすい。
  21. 子どものおねしょを叱るのは、意味がない。
  22. 「もう1人の自分を見ているようだ」と驚くのは、子どもより親のほう。
  23. 卵1つで、子どもに自信をつけさせられる。
  24. 「まだ早すぎる」は、できるだけ言わないほうがいい。
  25. 「やってみると、思ったより○○だった」手応えの蓄積が、ゆくゆく子どもの財産になる。
  26. 夫婦が協力し合っている姿に、子どもは人間としてのあり方を発見する。
  27. 父親と母親の違いは、あったほうがいい。
    違いがあるからこそ、子どもは多くのことが学べる。
  28. 子どもに選ばせた靴は、自然と丁寧に扱うようになる。
  29. 自己評価が低い子どもは、不良に育ちやすい。
    自己評価が高い子どもは、健全に育ちやすい。
  30. 「先生」と呼ばれる親は、子育てに注意せよ。

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