「どうせ俺なんて、役立たない人間だよ」
「私は人間失格です」
「自分がいなくても誰も困らない」
不良と呼ばれる子どもに共通して見られるのは、こうした「自己評価の低さ」です。
自分への評価が低くて自信がなく、存在価値がないと思っています。
不良たちの態度や言葉の乱暴さは、自分の評価が低いがゆえに表れる「自暴自棄」です。
自分への評価が低いため「自分は生きる価値がない。守るものなんて何もない」と思い、あれこれと乱暴なことをしてしまいます。
子どもは最初、自分への評価がない状態です。
では、どこで自己評価を上げるのか。
親から存在を肯定してもらえる言葉によって、自信をつけます。
親は、ただ子どもの存在を徹底的に認めてあげましょう。
「世界に1人だけの子どもだよ」
「代わりは1人もいない」
「お父さんやお母さんたちの心の支えだよ」
そうした子どもの存在を肯定する言葉を聞いて「自分は生きている価値がある」という自信をつけます。
健全に成長するようになるのです。