夫は夫なりに忙しく、妻は妻なりに忙しい。
お互いに仕事をする場所や、仕事の内容が違うので、その大変さがお互いに理解しにくくなります。
なかなかお互いのことが理解できず、価値観や考え方にずれが生じます。
そこでおすすめするのは、お互いの立場を入れ替える機会を作ることです。
もちろん毎日でなくてもかまいません。
週に1回でもいい。
それが難しければ、月にたった1回でもかまいません。
立場を入れ替える機会を作ってみましょう。
たとえば、夫は妻の代わりに家事や育児を担当してみます。
可能なかぎりすべてを引き受け、疑似的に妻の役になってみます。
料理を作ることから始めて、部屋の掃除、育児など全部面倒を見てみます。
すると、どうでしょうか。
夫は次第に、妻の大変さが理解できるようになるでしょう。
料理の手間や育児の大変さが理解できるようになり、妻なりの奮励努力が理解できるようになります。
妻の気持ちがわかった結果、自然と夫は妻に優しくできるようになります。
一方、妻は夫の仕事に挑戦してみます。
もちろん業務の関係で夫の仕事をそのまま対応するのは難しいことでしょう。
たとえば、妻がアルバイトをしてみるだけでも変わります。
上司からの命令に逆らえない大変さ。
仕事上でのストレスなど、独特のストレスなど、大変さが理解できるようになるでしょう。
夫の気持ちがわかった結果、自然と妻は夫に優しくできるようになります。
立場を完全に入れ替えるのが難しいのは承知です。
できるかぎりでいいので、立場を逆転させる機会を作るよう工夫してみましょう。
週末限定だけ立場を入れ替えるようなルールを一定期間作ってみてはどうでしょうか。
夫婦の状況に合わせて、立場を入れ替える機会を作ってみましょう。
お互いの見えないところが見えるようになり、理解し合う、いい機会になるはずです。
今まで気づかなかった相手の立場の大変さが理解できるようになります。
その結果、夫婦円満へとつながるのです。